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スカートはめくるためにある!+ 如月さん作SS (サンマリ) 先日UPした↓のイラストですが、 これに関連して、サンマリ先輩サイト Powdered-sugar の如月恵さんが すばらしーーーショートストーリー をつけてくれました!!! ******* 「あのよ」 ある日の午後、公園で待ち合わせをしていたサンソンはやってきた少女を見つめてぶっきらぼうに呟いた。 「なぁに、サンソン?」 そう言って、くりくりとした瞳で彼を見上げるのは彼の恋人、マリーである。 「お前の服装にとやかく言いたくはねぇんだけどよ」 彼女と自分の年の差がだいぶあることは承知している。自分では若いつもりだが、ジェネレーションギャップだってあるってことも承知している。だが…… 「それ、そのスカートよ、その……ちょっと短すぎやしねぇか?」 今日の彼女の服装はなんというか、ちょっといただけない。 「そう?」 面白くなさそうに顔を歪めるサンソンをマリーは不思議そうに見つめている。 「そんな事ないと思うけど?」 なにがそんな事ないだ!! 白いブラウスにチェックのスカーフ。同じチェックのプリーツスカート。衣替えを終えた高校の制服は、マリーにとても似合っている。似合っているのだが。 「いや、短い!絶対短い!!」 「そうかな?」 マリーはそう言って、眩しいほどに白い自分の足をきょとんとした顔で見下ろしている。 「お前な、そんなヒラヒラな格好して、風でも吹いたらどうすんだ?!」 「別にどうもしないわよ」 「別にって……」 危機感のまるでない彼女に絶句する。 「ねぇ、サンソン」 背後でマリーの呼ぶ声がする。 「ねぇってば!」 再び呼びかけられるも、サンソンはズボンに手を突っ込んだまま、振り向きもせずにスタスタ前へ進んで行く。置いて行かれそうになり、小走りで追いかける彼女の気配を感じながら、それでも歩は緩めない。 「もう、何怒ってるのよ!」 最後には声を荒げるマリーを、サンソンはいきなりぐいと抱き寄せた。 「何するのよ?!」そう叫ぶはずのマリーの声は、彼の唇によってあえなく遮られ。二人の間には舌を絡ませる湿った水音だけが響き渡る。柔らかいマリーの唇を貪りながら、サンソンは先程咎めた彼女のスカートに手を伸ばす。生地越しにマリーの肢体を感じながら、ゆっくりと曲線をなぞる。短いスカートはマリーの臀部をかろうじて隠しているだけで、彼の手はすぐにむっちりとした白い太股に辿り着いた。 スカートと二―ソックスの境界線。そこに手をかけ己の体を割り入れる。くちづけを受けるマリーもそんな彼から離れまいと、さらに体を摺りよせる。 「んむ……ぁ」 くちゅ、と淫猥な音を立て、ようやく唇を解放する。上気した頬。紅い舌を覗かせた蕩けるような彼女の顔を他の誰にも見せないように、サンソンは彼女をそっと懐に抱え込んだ。 「お前な、やっぱそのスカートみじけぇよ」 「でも可愛いでしょ?」 「そりゃ、可愛いけどもさ……」 言葉に詰まるサンソンを見上げて、マリーが嬉しそうに微笑む。 「うふふ、大丈夫、心配しないで!サンソンの前以外では、こんなスカートはかないから」 「……なんだそりゃ」 大人げない嫉妬心を見透かされてしまったようで、居心地が悪いことこの上ない。仏頂面でふん、と下唇を突き出すも、その照れ隠しはマリーの前では通用しないようで。 先程よりももっと嬉しそうな表情でサンソンの体に抱きついて 「だからね、次のデートも、またこんなキスしてちょうだいね」 なんて、可愛らしく言うものだから――…。 「考えとく」 「何よもー!!」と、ふくれっ面で胸を叩くマリーの頭を押さえつけ、柄にもなく高鳴ってしまった胸の鼓動を押し隠すように、サンソンは意地悪くそっぽを向いた。 ******* 如月さん・・・・ あんたは神か!!!(叫 なにこれ素晴らしすぎる(ノД`) 待ってる方がいっぱいいたので取り急ぎブログにUPしたものですが、こちらにも掲載します。 如月さんありがとお~~vvvvvv |
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